スニフのすにっ記

個人的には上高地と高山に行くのは今回がはじめてだったんですが、とてもいいところでした。

まず自分で何にも事前に調べていないもんで、上高地へは自家用車の規制が行われていること自体を知らなくて、手前の沢渡の駐車場で下車して、タクシーで上高地に入りました。
まず帝国ホテルでランチ。
ハッシュドビーフのオムライスを食べて、河童橋までの間を散策しました。
その後、飛騨高山へ。
高山では旧の街並みの中を散策して、造酒屋や小物類を売るみやげ店をまわりました。
そして夜は、丸明で飛騨牛を食べました、初めて。
お金を出したから当然といえば当然なんですが、ちゃんと出せばいいもんが食べれるんですね。
肉は質より量、という年齢をもう過ぎてしまったからでしょうけど、もうあれくらいの肉なら量より質な訳で。
かといって質が良い肉だからといって、量も多く食べれるかといえばそうではない訳で。
適量で充分と思えるようになった自分を大人になったと思っていいのかどうかはちょっと複雑な訳で・・・。

その後、もう満腹状態ではあった訳ですが、目的だったものをはずす訳にもいかないもんで高山ラーメンを食べに行きました。
連休後であったからなのか、火曜日だったからなのか、定休日の店が多く、評判になっていた店の中で営業をしていた桔梗屋さんに行きました。「中華そば」を注文。
高山ラーメンはあっさりしている、という噂は聞いていたんですが、本当あっさりしてました。
桔梗屋さんはちじれた細麺で、個人的には好きな味だったんですが、ちょっとこれ一品を食事にするにはあっさりし過ぎてパンチが弱いかな、という感想でした。
飛騨牛で満腹になった後でもこれなら食べれるな、とも思った訳ですが、考えてみると、多分高山ラーメンとは飛騨牛のようなパンチを効いたものを食べたお客さんが、その後の食事の締めに食べれるようにと、あえてあっさりつくったことが原点なんでしょうね。

二日目は高山の名物の朝市に行きました。
宮川と陣屋の朝市に行きましたが、昨日街中で「明日、熊田曜子が取材に来るらしい」という噂を耳にしていたんですが、熊田曜子が今朝取材に来ていました。
タイミング悪くお店に入ってしまって見られず仕舞い。
その後、宿を出て白川郷へ向かう途中にも路地裏で熊田曜子がいたみたいなのですが、その時も見逃しました。
はい、縁がないんでしょうね。

高山の市内には「ともだち」が住んでそうな建物がありましたが、それはさておき、白川郷へ。
途中、戦国時代に地震で城ごと埋まってしまったという、幻の帰雲（かえりくも）城の碑が立ってました。

白川郷は今回が2回目です。
以前訪れた時は幹事だったので色々と考えて、あまりゆっくりと見た記憶がなかったんですが、今回は気楽なもんです。
まず昼食をとり、どぶろく祭りの館へ。
白川八幡宮のおみくじをしましたが、大吉でした。
あまり良いことは書いて無かったですが、大吉だから結果的には良いんでしょうね。
あまり時間もなかったもんで、明善寺の前を通って駐車場付近でＵターン。
まあ2回目だったからそんな感じでもいいでしょう。

今回の旅を振り返ってみて、高山にはもう一度ゆっくりと来たいな、と思いました。
街をぶらっとゆっくりまわりたいですね。
高山祭も一度見ないとね。